スペインと中南米のスペイン語、どう違う?発音・単語・「君」の言い方

スペイン語を勉強していて、
「スペインと南米で、言葉って違うの?」
と気になったこと、ありませんか。

答えは——ちゃんと通じます。でも、
クセが違います。

この記事では、
スペインと中南米のスペイン語の違いを、
①発音(読み方)②単語 ③「君」の言い方
の3つにしぼって、やさしく紹介します。

読み終わるころには、
「違いがあるって知ってるだけで、
あわてなくていいんだ」
と安心できるはずです。


Sofia

こんにちは、
Sofiaです。今日は「同じスペイン語なのに、
地域でこんなに違う!」というお話。わたしがアルゼンチンで体験した“聞き取れなかった話”も出てきます。

目次

① 発音の違い:同じ文字なのに、読み方が変わる

スペイン:「z」「ce/ci」は英語のthみたいな音

たとえば gracias(ありがとう)。
スペインでは「グラスィアス」と、
舌を軽くかむ音になります。

中南米:thの音は使わず、ぜんぶ「ス」

中南米では gracias は「グラシアス」。
日本人には、
こちらのほうが発音しやすいです。

アルゼンチン:「ll」「y」が「シャ・ジャ」になる

ここで、わたしの体験談をひとつ。

アルゼンチンにいたとき、
小さな男の子が帰りぎわに
シャメボイ!
と言ったんです。

……シャメボイ??
一瞬、何語かわかりませんでした。

Ya me voy.
(もう行くね。)
ヤ メ ボイ ※アルゼンチンでは「シャ メ ボイ」

アルゼンチンでは「ya(ヤ)」が「シャ」、
「yo(ヨ)」が「ショ」や「ジョ」に聞こえるんです。

ニコ

教科書どおりに覚えてても、
耳が慣れてないと聞き取れないんだね!

そうなんです。これは知識より「慣れ」。
でも「そういう地域がある」と知っているだけで、
現地で固まらずにすみますよ。

② 単語の違い:同じものでも呼び方が変わる

英語の「イギリスとアメリカ」みたいなもので、
同じものでも、呼び方がけっこう違います。

意味スペイン中南米
coche(コチェ)carro(カロ)/auto(アウト)
ジュースzumo(スモ)jugo(フゴ)
パソコンordenador(オルデナドール)computadora(コンプタドーラ)
OK!vale(バレ)dale(ダレ)※アルゼンチンなど

違っても、
文脈でだいたい通じるので安心してください。

③ 「君」の言い方:tú と vos

スペインや多くの国では、
「君」は tú(トゥ)
でもアルゼンチンやウルグアイでは vos(ボス) を使います。

また「君たち」も、
スペインは vosotros(ボソトロス)、
中南米では ustedes(ウステデス)。

中南米式のほうが動詞の形がシンプルなので、
初心者にはちょっとラクです。

じゃあ、どっちを勉強すればいいの?

結論:どちらでもOK。ちゃんと通じます。

日本の教材はスペイン式が多めですが、
どちらで覚えても、
スペイン語圏のどこでも会話できます。

大事なのは「違いがある」と知っておくこと。
聞き取れなくても、
あなたのせいじゃなくて“方言”のせいです。

¿Cómo?
(なんて言いました?)
コモ

堂々とこう聞き返せば大丈夫ですよ。

まとめ:違いは壁じゃなくて、旅の楽しみ

・発音 → スペインはth音あり、
アルゼンチンはll・yが「シャ・ジャ」
・単語 → coche/carro など呼び方が違う(でも通じる)
・「君」→ tú と vos の2種類がある
・どちらで学んでもOK。違いを知っていれば怖くない

Sofia

「シャメボイ」がYa me voyだと分かった瞬間、
なんだかその子と仲良くなれた気がしました。違いは壁じゃなくて、
旅の楽しみですよ。


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この記事を書いた人

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