「スペイン語、30日でどこまで話せるようになりますか?」
いちばんよく聞かれる質問です。
正直にお答えします。
30日では、ペラペラにはなりません。
でも、がっかりしないでください。
30日あれば、会話を始められるようにはなります。
そしてこれは、思っているよりずっと大きな変化です。
この記事でわかること
- 30日で現実的にどこまで話せるようになるか
- 逆に、30日では届かないこと
- 最初に言えるようになると強いフレーズ
- 「ペラペラ」を目標にすると挫折する理由

ニコペラペラにならないって、
はっきり言っちゃうんですね……。



うん。でもね、
そこを正直にしておかないと、
続かなくなっちゃうの。理由を話すね。
30日で言えるようになること


まず、現実的な到達ラインです。
30日きちんと続ければ、
このあたりは言えるようになります。
- あいさつと自己紹介(名前・出身・なぜ勉強しているか)
- お店での注文と会計
- 「これください」「いくらですか」などの買い物
- 道をたずねる、トイレの場所を聞く
- 「暑いね」「おいしいね」といった、その場の一言
派手さはありません。
でも、これが言えると旅先で自分の力で動けるようになります。
逆に、30日では届かないこと
正直に書いておきます。
- 相手の言うことを100%聞き取る
- 込み入った話を、詰まらずに続ける
- 仕事の交渉や、複雑な説明をする
ここまでは30日では届きません。
半年、1年と積み上げていく世界です。
でも、ここで大事なことがあります。
100%聞き取れなくても、会話は成立します。
私自身、今でも全部は聞き取れていません。
大事な単語だけ拾って、
あとは表情と流れで補っています。
日本語だって、
知らない分野の話は聞き取れませんよね。
それと同じです。
最初に言えるようになると強い、意外な一言


ここで、私の実感をひとつ。
30日目くらいの自分でも口に出せて、
しかもよく使うのが天気の一言です。
- ¡Qué calor!(ケ カロール)=暑いね!
- ¡Qué frío!(ケ フリオ)=寒いね!
- Hace buen tiempo.(アセ ブエン ティエンポ)=いい天気だね
たったこれだけです。
でも実際に使ってみると、
相手が笑って返してくれます。
なぜ強いのか。
理由がはっきりしています。
暑い・寒いは、
その場にいる全員が同意できることだからです。
正解も間違いもないので、
相手が必ず何か返してくれる。
文法もほとんどいりません。
「うまく話さなきゃ」と身構えている人ほど、
ここから始めるとラクです。



たしかに、これなら今すぐ言えそう!



そうなの。最初の一言が出ると、
そのあとが不思議とつながっていくよ。
「ペラペラになりたい」は、一生かなわない
はっきり言います。
「ペラペラになりたい」——この目標では、一生たどり着けません。
意地悪で言っているのではありません。
ペラペラには、終わりがないからです。
単語を1000個覚えても、
その先に知らない単語があります。
1時間話せるようになっても、
もっと話せる人がいます。
ゴールが逃げ続けるので、
どこまでいっても「まだ足りない」。
だから、しんどくなってやめてしまう。
私も、これで一度つまずきました。
でも、これならすぐ届きます
言い方を、こう変えてみてください。
「スペイン語を使って、これができるようになりたい」
「こんな話ができるようになりたい」
たとえば、こんなふうに。
- カフェで、自分の言葉で注文したい
- 「どこから来たの?」に、笑って答えたい
- 現地の人と、好きな音楽の話をしたい
決めた瞬間に、
ゴールが手の届く距離になります。
そして、こういうゴールは30日で本当に届きます。



「ペラペラ」と「これができるようになりたい」で、
こんなに違うんですね。



全然ちがうよ。片方は終わりがなくて、
片方は今日から数えられるからね。
ゴールが決まれば、やることは逆算で出てくる


ここがいちばん大事なところです。
ゴールを決めると、
必要なものが自動的に決まります。
たとえば「カフェで自分の言葉で注文したい」なら。
必要な場面は? → 注文する・受け取る・支払う
必要なフレーズは? → 「〜をください」「いくらですか」
必要な単語は? → 飲み物の名前を5つ
これで終わりです。
覚えるのは、たったこれだけ。
教材を最初から全部やる必要はありません。
ゴールに必要ないものは、
今はやらなくていい。
ここを間違えて「まず文法を最初から」と始めた人が、
途中で力尽きます。
今日からできること
30日を始める前に、
3分だけ使ってください。
- スペイン語で何をしたいかを、1つだけ書く
- その場面で必要なフレーズを、3つ書き出す
- そのうち1つを、声に出して言ってみる
これが、逆算のスタートです。
順番を守るだけで、30日後が変わります。
まとめ
- 「ペラペラになりたい」は終わりがないゴール。一生かなわない
- 「これができるようになりたい」に変えると、30日で届く
- ゴールが決まれば、必要なフレーズと単語は逆算で出てくる
- 教材を最初から全部やる必要はない
- 100%聞き取れなくても、会話は成立する



何を目指すかで、
こんなに変わるんですね。



そう。ゴールが決まってる人は、
ちゃんと進んでいくよ。
まずは1つ、決めるところから。
¡Buena suerte!
あなたのゴールづくり、LINEで一緒にやりませんか
旅で本当に使えるスペイン語のフレーズや、
わたしの体験談を配信中。
「これができるようになりたい」を、
一緒に形にしていく場所です。
あわせて読みたい
▼ 何から始めればいいか迷ったら
スペイン語の始め方|最初の1ヶ月のロードマップ
▼ 続かない原因は、意志の強さではありません
スペイン語を続けられる人・挫折する人の違い
▼ 話せるようになると、こんな変化が起きます
スペイン語ができると人生が変わる|私に起きた5つの変化








コメント