パラオの日焼け止めは持ち込み禁止?没収されない選び方

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パラオはフィリピンと同緯度の南国

去年、パラオに行く準備で、

 

南国だし日焼け止め必須でしょ
 
まぁいつものやつでいいかな。
子供用の肌に優しいやつなら環境にも優しいだろうし、
大人もこれ使えばいいよね。

程度に甘く考えていました。

だけど、パラオのことを出発前に調べていて、
「あ、この日焼け止め、ダメ系かも。」
「下手すりゃ罰金!?」
とマジで焦りました。

パラオは、環境を守るために
観光客が使う日焼け止めにすら
ここまで本気で向き合っている国なんだと、
そのとき初めて知りました。

 


目次

パラオは「世界一、環境に厳しい国」

ロックアイランドを望むロングビーチ。この海を守るためのルールです
ロックアイランドを望むロングビーチ。この海を守るためのルールです

2020年1月1日から、パラオでは新しいルールが始まりました。
サンゴ礁に有害な成分が入った日焼け止めの
輸入・販売・持ち込みが禁止されています。

 

「責任ある観光教育法2018」という法律にもとづくもので、
世界で初めての試みでした。

 

しかも、これはハワイより早いんです。
ハワイの同様の規制は2021年施行。

パラオはその1年前から、
しかも対象成分もハワイより多く始めていました。

ガチ勢です。 

パラオで禁止されている日焼け止め成分は10種類

禁止されている成分は10種類。
オキシベンゾン、オクチノキサート(日本では「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」と表記されることが多い成分です)、オクトクリレンなど、紫外線を「吸収」するタイプの化学成分が中心です。

 

正直、成分名を見てもピンとこないですよね。
私もそうでした。(てか、成分見て買ったことない)

 

禁止されている10成分を、念のため全部書いておきます。

  • オキシベンゾン
  • オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)
  • オクトクリレン
  • エンザカメン
  • トリクロサン
  • メチルパラベン
  • エチルパラベン
  • ブチルパラベン
  • ベンジルパラベン
  • フェノキシエタノール

 

パッケージの裏の成分表示と照らし合わせるのは正直大変です。
なので実際は「リーフセーフ」「ノンケミカル」と
書かれているかどうかだけを見れば十分です
(後で詳しく説明します)。

 

大事なのは、これらの成分が、
日本で売られている日焼け止めのほとんどに入っているということ。
「いつも使っているやつだから大丈夫」が、
一番危ないパターンです。
 
家にあった全ての日焼け止めを見たら、
全部に何かしら禁止成分が入ってました。
 
ケアンズに旅行に行った時に買った日焼け止めですら。
 
やばい、ほんとに厳しいぞパラオ。

 

ルールを破るとどうなるかというと。
違反した日焼け止めを輸入・販売した業者には1,000ドル以下の罰金。
旅行者が知らずに持ち込んだ場合は、入国時に没収されます。

 

つまり、空港で「これはダメです」と取り上げられる可能性があるということ。
 
現地で買い直すか、日焼け止めなしで海に入るか。
どちらも避けたいですよね。

 

パラオに持ち込める日焼け止めの選び方

見るべきポイントはひとつだけ。
「リーフセーフ」「ノンケミカル」と書かれているものを選ぶこと。

 

紫外線を「反射」するタイプ(酸化亜鉛・酸化チタンが主成分)はOK。
逆に、化学成分で「吸収」するタイプは
規制に引っかかりやすいと覚えておいてください。

 

ただ、ここが盲点なのですが。
リーフセーフの日焼け止め、
近所のドラッグストアではほぼ見つかりません。

 

私はネット通販で購入し取り寄せました。
海外発送のものだと届くまで時間がかかることもあるので、
出発ギリギリではなく、余裕を持って準備しておくのがおすすめです。
(私はギリギリになり、ちょっと焦りました)

 

子連れだと、ここも気になるところだと思います。
実はリーフセーフの日焼け止めは、
酸化亜鉛・酸化チタンという肌にやさしい成分が中心なので、
もともと子ども用として売られているものも多いです。

一本買って家族全員この1本を使えば、

大人用・子ども用と分けて持っていく手間もなくなります。

ちなみに、我が家が実際にパラオに持って行ったのはこれです。

 

パラオだけの特別ルールと思われがちですが、
実は流れは世界に広がっています。
 
ハワイは2021年、タイの一部の海洋国立公園でも
同じ理由で規制が始まっていて、
 
パラオはその中でも最も早く、
対象成分も一番多い「本気度トップ」の国なんです。

 

なぜここまで本気なのか

マングローブの森をカヤックで。手つかずの自然もパラオの宝物
マングローブの森をカヤックで。手つかずの自然もパラオの宝物

パラオでは、
入国するときにもうひとつ特別な体験があります。
 
「パラオ・プレッジ」と呼ばれる、環境保護の誓約です。

 

パスポートに、誓約のスタンプが押されます。
日本語版もあり、機内では案内ビデオが流れます。

「この国の自然を守ります」と、
旅行者自身がサインをする。
世界でも珍しい入国のかたちです。

 

日焼け止めの規制も、この延長線上にあります。
 
パラオブルーと呼ばれるあの透明な海、
多様なサンゴ礁は、規制を守る一人ひとりの
積み重ねで保たれているんですね。

▶ パラオ・プレッジと環境税のくわしい話はこちら:
パラオの「誓約スタンプ」と環境税100ドル|親子で学ぶ旅育体験記

 

まとめ:準備さえしておけば、こわくない

パラオの日焼け止め規制、まとめるとこうなります。

  • 2020年1月から、サンゴに有害な成分入り日焼け止めは持ち込み禁止(世界初)
  • 禁止成分はオキシベンゾンなど10種類。日本の一般的な日焼け止めのほとんどが該当
  • 違反すると、入国時に没収されることがある
  • 「リーフセーフ」「ノンケミカル」表記のものを、出発前にネットで用意しておくと安心

 

正直、面倒に思うかもしれません。
でも、これだけの規制を守ってでも残したい海が、パラオにはあります。

ボートが停泊している桟橋の下にシャコガイがみえますから。
透明度の凄さがレベチです。

浅瀬でこの透明度。水がないみたいに見えます
浅瀬でこの透明度。水がないみたいに見えます

準備さえしておけば、何も怖くありません。
 
むしろ「この海を守る一員になれた」と思えると、
旅の見え方が少し変わってきます。

 


▶ パラオ旅行の全体像はこちら:
パラオ家族旅行の体験記|4人で飛行機代9万円だった全記録

なお、どの日焼け止めをどこで買ったか、
持ち物リスト、そして家族4人でかかった費用の全額公開は、
noteの旅行記にまとめています。

実際にパラオへ行く予定のある方は、チェックリスト代わりにどうぞ。

 

【パラオ子連れ旅】持ち物・準備・費用のリアル|行く前のチェックリスト全部見せます

 

※本記事の規制情報は2026年8月時点のものです。最新の情報は在パラオ日本国大使館の公式ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

子供がいても旅行したい!子供と一緒に非日常を味わいたい!

二人の子を連れての旅行体験を中心に、マイルのため方、使い方などを発信していきます。
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