アルゼンチンで言葉が通じなかった日の話|スペイン語を始めた理由

「言葉が通じない国に行ったら、
どうなると思いますか?」

わたしは昔、心のどこかで
「まあ、
英語と身振り手振りでなんとかなるでしょ」
と思っていました。

その考えは、アルゼンチンで
きれいに打ち砕かれました。

今日は、
わたしがスペイン語を始めるきっかけになった「まったく通じなかった日」の話をさせてください。

失敗談ですが、読み終わるころには
「それなら自分も始めてみようかな」
と思ってもらえたらうれしいです。


Sofia

こんにちは、
Sofiaです。今日はわたしの原点、
初めてのアルゼンチン旅行の話です。

目次

友達はペラペラ、わたしはゼロ

初めてのアルゼンチンは、
友達に会いに行く旅でした。

その友達は、
国際協力の仕事で2年間パラグアイに住んでいた経験があって、
スペイン語がペラペラ。
先にアルゼンチンに入っていて、
空港まで迎えに来てくれました。

一緒に行ったのは、その友達の妹さん。
実は初対面です。

つまりわたしは、
「スペイン語ゼロ・頼れるのは友達だけ」
という状態で地球の裏側に降り立ったわけです。

話しかけてくれるのに、何も返せない

アルゼンチンでは、日本人がめずらしいのか、
現地の人がとても気さくに話しかけてくれます。

お店の人も、道ゆく人も、
にこにこして何か言ってくれる。

でも、
わたしは——何ひとつ返せませんでした。

雑談はもちろん、買い物の支払いすら、
あやしい。
笑ってうなずくだけの置き物状態です。

ニコ

うう、想像するだけでちょっと切ない…。

お釣りの代わりに飴?事件

いちばん象徴的だったのが、
お会計でのできごと。

アルゼンチンでは当時、
細かいお釣りが足りないとき、
代わりに飴をくれることがあるんです。

でもわたしは、そんなこと知りません。
店員さんが何か言いながら飴を差し出してくる。

「……?(なんで飴?)」

あとで友達に教えてもらって、
ようやく理解しました。
向こうはちゃんと説明してくれていたのに、
わたしには1ミリも届いていなかったんです。

楽しい旅でした。でも同じくらい、
「その場にいるのに、
会話に入れない」悔しさ
が残りました。

帰国して、スペイン語を始めた

日本に帰ってから、
わたしはスペイン語の勉強を始めました。
働きながら、少しずつ。

理由はシンプルで、
「次に行くときは、自分の言葉で返したい」。
それだけでした。

2年後のリベンジ:朝市で値段交渉

そして2年後、
同じ友達と再びアルゼンチンへ。

日曜の朝市で、
わたしはスペイン語で値段交渉をしました。

ただ「安くして」ではなくて、
「これだけたくさん買いたいから、
安くしてくれない?」
という提案です。

相手の返事は、正直100%はわかりません。
でも大事な単語は拾えて、
会話はちゃんと成立して——交渉、成功。

Sofia

全部わからなくても、
7割わかれば会話はできる。これはこのとき、
体で覚えました。

飴の意味すらわからなかったわたしが、
市場のおばちゃんと交渉している。
この変化が、うれしくてたまりませんでした。

まとめ:通じなかった日が、始まりの日

・「英語となんとなく」では、
通じない国がある
・通じない悔しさは、
いちばん強い学習エネルギーになる
・完璧じゃなくていい。7割わかれば会話は成立する
・通じなかった日は、
恥ずかしい思い出じゃなくて「始まりの日」

もしあなたが今、
「スペイン語、
気になるけど自分にできるかな」
と思っているなら。

大丈夫。ゼロから始めたわたしが保証します。

ニコ

悔しい思いって、ちゃんと力に変わるんだね。


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この記事を書いた人

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