✈️ パラオ=“親日国”ってほんと?
青い海と自然に囲まれた南国・パラオ。
実はこの国、「世界でも屈指の親日国」と言われています。
💡その理由のひとつが、第二次世界大戦中の激戦地――ペリリュー島。

波止場にある看板。日本語は今でも英語とともに公用語なんです。
ペリリュー島はパラオ諸島の南西部に位置する、南北約9km、東西約3km島の小さな島。現在も島に住んでいる住民は700人ほどいるんです
🔥 ペリリュー島の戦いとは?
1944年、日本軍とアメリカ軍が衝突した「ペリリューの戦い」。
⏳ ペリリュー島の戦いでは、大本営は「玉砕」を禁じ、日本軍は「時間を稼ぐ」ため、最後まで持久戦を選びました。
📍その目的は、日本本土やフィリピン、家族を守ること。
その戦いの激しさは日本軍は約1万人が戦死、米軍側でも米軍側も戦死者数千人、負傷者含めると数千人に及んでいて、「ペリリュー島戦いは太平洋戦線でも最も激烈な戦闘だった」とされています。
そして戦闘の前、日本軍はパラオの住民を島の外へ避難させていたため、
▶️ パラオ人の犠牲者はゼロ。
この行動が、今も「日本人は優しかった」と語り継がれています。
🚤 ペリリュー島戦跡ツアー体験記
今回家族4人で参加したのは、VELTRA(ベルトラ)で予約したツアー。
スピードボートでコロール島から約1時間15分。
島内は車で移動しながら、現地ガイドとともに各所を巡ります。
🧭 ガイドさんは元・陸上自衛隊の日本人で、
説明がとても分かりやすく、リアルな解説が印象的でした。

戦没者慰霊碑の説明を聞く
📍訪れたスポット(一部)
- ペリリュー平和記念公園
└ 西太平洋戦没者の碑があり、アンガウル島が一望できる - ペリリュー第二次世界大戦記念博物館
- 千人洞窟(日本軍が使用した大規模な洞窟)
- オレンジビーチ
└ かつて血に染まった白砂の海岸。今は慰霊碑が立つ - 海軍司令部跡、戦車、大砲、洞窟、防空壕など
- ペリリュー神社(戦死した日本兵を祀る神社)
日本の慰霊碑とは別の場所(オレンジビーチの近く)にアメリカの慰霊碑もあって、そちらも案内いただきました。
🕐ツアー1日のスケジュール
08:20〜09:00|ホテル送迎
09:00|コロール島の桟橋より出発
10:15|ペリリュー島に到着&午前の戦跡巡り
12:00|ランチ休憩
13:00|午後の戦跡巡り(神社、防空壕、大砲など)
14:30|島を出発、コロールへ戻る
16:15|ホテル到着
💰ツアー料金(2025年時点)
- 大人:USD 154
- 子ども(〜11歳):USD 99
- ※ 別途:観光税 USD 25/1人(現地現金払い)
👪 旅育としても心に残る体験に
📘 子どもと一緒に、「命をかけて誰かを守ろうとした人たちがいた場所」に立ったこの体験は、
ただの観光では得られない“平和を感じる学び”がありました。
ただ、小学2年生の息子にはまだ少し早かったようで、途中からずっと車の中で待つ&外をのぞくスタンスでした。(ガイドさんに気を遣っていただき、車内に冷房をつけてくれていました。感謝。)
「ペリリュー」という漫画、知ってますか?
あちら、実際にペリリュー戦で生き残った方の体験談をもとに書かれているそうです。
日本に帰ったら親子で読んでみようと思いました。
分からなくても、子供ながらに感じたものはあるようです。
下の子に「なんで戦争始めたの?」と博物館で聞かれたときは、やっぱり子供の方が真意を突いてるなとかんじました。
現地で見て聞いて体感する。旅育っていいな。


✅ まとめ:次にパラオに行くなら…
遠く離れた南の島で、
国や家族のことを想って戦った人たちがいた。
その想いを、私たち日本人こそちゃんと知っておきたい。
そして今、親子で旅をしながら“平和”の意味を感じられたことに感謝したい。
📍次の旅先リストに、ペリリュー島も加えてみてください!
2025年秋からパラオ直行便も就航予定です!
ツアーの予約はこちら↓
コメント